OE Standard [ オーイ―スタンダード]
オーガニックコットン製品の認証基準のひとつでOrganic Exchange Standard の略称。国際NGO のテキスタイルエクスチェンジが作成した。オーガニックコットンの使用を広げることを目的としている。オーガニック認証を受けたコットンを5%以上使用し、トレーサビリティが確保されていれば、認証を受けられる。
GOTS [ ゴッツ]
アメリカ、イギリス、ドイツ、日本の4つの民間団体が立ち上げたオーガニック繊維製品の国際的な認証基準Global Organic Textile Standard の頭文字をとった略称。オーガニック認証を受けた繊維原料を使用することの他、製造工程の管理手法、環境配慮、社会的基準などが定められている。
ハイブリッド農産物の項参照 基礎講座p047-061.indd 60 12.4.25 3:41:45 P061
フェアトレード
オーガニック全般の項参照エシカル・ファッションエシカルとは、倫理的な、道徳的な、と訳される。生態系や地球環境、人権、飢餓や貧困などに配慮し、良心に恥じない消費を選択すること。ファッションの分野では、「オーガニックコットン、リサイクル素材など環境負荷が少ない素材」「フェアトレードや生産者の労働環境への配慮」「伝統的な素材や技法」「国際社会や地域社会への貢献」などの要素が含まれる。また、ファッションだけではなく、ジュエリー、コスメなどさまざまな分野に広がりつつある。
忌避剤 [ きひざい]
農産物の項参照綿くり [ わたくり、めんくり] 収穫した綿花の実の中にある種子を取り除いて、綿の繊維だけを取り出すこと。ジニングともいう。
枯葉剤
除草剤の一種で、綿花を機械で収穫する時に、綿花の葉が邪魔にならないように、あらかじめ葉を枯らすために使われる。落葉剤ともいう。あわせて、農産物の項を参照。
和綿 [ わわた、わめん]
日本国内で昔から栽培されていた在来種の綿花から作った綿。繊維は短く太い。
ホルムアルデヒド
有機化合物の一つで、繊維製品では、防カビ、防しわ加工他さまざまな工程に使われる。粘膜刺激や皮膚アレルギーなどの有害性があるとされ、厚生労働省により、乳幼児用の衣料や下着、寝衣などの残留ホルマリン濃度が規制されている。オーガニックコットンでは使用禁止としている基準もある。